「はらがへった……。どこかにえものになるどうぶつはいないか」
極限の地で出会ったのは、ジャコウウシの群れだった。
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「10年前、私は食べるためにはじめて生きた動物を殺した。そのときの鳴き声が今も耳にのこっている」
角幡唯介(探検家)
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死をめぐる絵本「闇は光の母」シリーズ
谷川俊太郎さんによる推薦文
死を重々しく考えたくない、かと言って軽々しく考えたくもない、
というのが私の立場です。
死をめぐる哲学的な言葉、死をめぐる宗教的な言葉、
果ては死をめぐる商業的な言葉までが
氾濫している現代日本の中で、
死をめぐる文と絵による絵本は
どんな形でなら成立するのか、
この野心的な企画はそれ自体で、
より深く 死を見つめることで、
より良く生きる道を探る試みです。
谷川俊太郎
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著者:角幡唯介
絵:阿部海太
出版元:岩崎書店
表記:日本語
H283mm×W223mm/32P/2022
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