あの時「決めつけ」に生きづらさを覚えて苦しみ
そして今も「こうあるべき」にしんどさを感じるあなたへ──
男の子は青、女の子は赤が好きなのは当たり前。男性は女性、女性は男性と付き合いたいもの。美容師やバンドマンは不安定だから結婚相手として見られない。男だから一家の大黒柱でなければならない。──そんな「こうあるべき」という「決めつけ」、誰もがしてしまったことがあるのではないだろうか。ただ、それで傷ついたり、生きにくさを感じたりする人は、多くはないかも知れないけれども確かに存在する。そして、昨今言われるSDGsでも指摘されているように、これからは社会全体でそんな課題に向き合い、解決していくことが必須だ。本書では、マンガ+ミニ解説でそうしたことへの「気づき」や、考えるための素材を提供する。社会の「当たり前」に違和感を感じたことがある人はもちろん、これからそうしたことについて知っていきたい人にも、さりげなく、優しく、接してくれる一冊。
〜出版社レビューより
◎目次
幼少期で
01 男の子の色、女の子の色
02 子は親を見て男女の役割を学ぶ
03 「女の子のおもちゃ」は恥ずかしい?
04 視界に入る家庭の単一化
column 1 同性婚と自己肯定感と自殺率
学校生活で
05 「違い」はおかしい! 仲間はずれ遊び
06 マイノリティが感じる性自認や性的指向のズレ
07 性別による決めつけの違和感
08 トップに立つのは男の子だけ?
09 男子の文系、女子の理系
10 奇抜な個性に関する偏見
column 2 「こうあるべき」へのプレッシャーは人の可能性への足かせ
大人になったら
11 職種や肩書でのラベル
12 男子のヒエラルキー
13 恋愛観の押しつけが「呪い」になるかも
14 女の幸せ≠ゴールイン
15 子どもを持ってこそ一人前
16 父、母の「こうあるべき」
著:パレットーク
イラスト:ケイカ
表記:日本語
出版:シンコーミュージック
H188mm×W128mm/144P/2021
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