東京、ベルリンを拠点に、写真家やライターなど幅広く活動してきたShawn Woodyが7年間フィルムカメラで撮影してきた300枚以上から、友人との愛おしい時間が詰まった美しい写真集。
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写真に出会い、7年という月日が足早に過ぎた。どこへ行くにもフィルムカメラをポケットに忍ばせ、恋焦がれ泣き喚いたあの日も、クラブで夜通し踊ったあの日も、気が付けばそれをずっと握りしめていた。
誰も予想していなかった日々が突如訪れ、〈当たり前〉を奪い去っていった2020年。世界中の都市は閑散とし、先の見えない明日に毎日絶望すらした。今日は昨日よりもマシな日になるのか、そんな不安を抱えたまま3年の月日が淡々と流れた。
直接会わなくても会えるこの時代に私たちは〈実際に会う〉ことを選んだ。見えるようで見えなかった大切な人たち。私たちは結局目で見て、匂いを嗅ぎ、手で触れられる日を待ち望んでいたのだ。きっと今日は昨日よりもベターな日。
著者:Shawn Woody
出版元:Shawn Woody
表記:日本語、英語
H257mm×W182mm/76P/2023
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