待ち焦がれていた絵本が日本語で翻訳出版されました!
ソウルに行ったときによく乗る地下鉄2号線。夕暮れ時に漢江を渡る時、車窓から見える街並みと車内に差し込む光の美しさ。この街に暮らす人たちへの愛おしい気持ちが詰まった絵本です。
ソウルを走る地下鉄2号線。サラリーマン、海女のハルモニ、親子連れ、受験生に物売りのおじさん・・・停まる先々の駅で乗り込んでくる、市井の人たち。地下鉄が乗客の人生を語ります。
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わたしはソウルを走る地下鉄2号線。
どこかから来て、どこかへ行く人たちを乗せて、
ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン
わたしは今日も走ります。
目には見えない、さまざまな人びとの、ひとりひとりの物語を乗せて、地下鉄のわたしは、今日も走ります。
ソウルの地下鉄が乗せる、名もなき人のかけがえのない日常を、「地下鉄」の目線から語る絵本。
◎プロフィール
キム・ヒョウン
大学で繊維デザインを専攻。初めて制作した絵本『私は地下鉄です』のほか、『私たちがケーキを食べる方法』に文と絵を、『奇妙な娘』『雨の日に』『9歳の心辞書』『兄と私』『おいしいのは美味しい』などの挿画を描いている。『私は地下鉄です』は「2021ニューヨークタイムズ今年の絵本」に選ばれた。
著者:キム・ヒョウン
翻訳:万木森 玲 訳
出版元:岩崎書店
表記:日本語
H260mm×W240mm/60P/2023
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