
PC画面の前で、ひとりでご飯を食べる。それが自分にとって普段の食事風景です。その姿を時々俯瞰して想像するとき、一人ぼっちで寂しく、健康的ではない風景だなぁと思うこともあるけれど…実は誰にも気を使わず自由でいられるささやかで幸せな時間だったりもする…
著書『香港風味』や『わかめとなみとむげんのものがたり』の翻訳でも知られる、ライター、編集、翻訳者の野村麻里さんが「一人で食べること」に向き合った身に沁みるエッセイ。
挿画は香港のイラストレーター、リトルサンダーさん。
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ひとりでの食事は孤食などといわれ、一般的にイメージが良くない。ひとりで食事をするのが嫌いな人もきっとたくさんいると思う。
でも、好きなものを好きなように食べるというのは、実はかなり幸福度が高いのではないだろうか。そんな風に感じるように最近なってきた。
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著者:野村麻里
出版元:平凡社
表記:日本語
H188mm×W133mm/246P/2023
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