



「意見は同じでも、声の上げ方には個人差がある」
「声を上げるタイミングにも時差がある」
自分の場合は感情を言葉にするのがとても苦手で、SNSの速度にもついていけず、時間がかかる。けれども、誰かが(自分の感情も含めて)言語化してくれたことを切ったり貼ったりして、視覚化するのはちょっとだけ得意なので、リアクションは遅くても、時々そんなやり方で自分の声を小さく上げているつもりでいます。
仙台で活動するshe-sowの西川千花子さんが作ったzine『エンパワメントを身にまとう』は、「それはおかしい」と憤ることが日々ある中で、黙っていたくないけれど、声を上げることがしんどかったり、とまどったり、自分のように言葉にするのが苦手な人とも、並走してくれるような素敵なzineです。
loneliness booksでも少し取り扱っているキム・ミョンファさんやsuper-kikiさんの作品も掲載されていて嬉しいです!
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長引くコロナ禍、戦争、身の回りのさまざまな問題…
世の中に対して言いたいことはいろいろあるけど、声を上げる勇気や気力がなかなか湧かない、でも黙っていたくはない…
そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら、どうにかして自分らしく声を上げる方法がないか考えてみたら、zineというかたちになりました。
このzineではシーソーメンバー西川がコレクションしているメッセージTシャツやピンバッジなどを紹介しながら、日々考えていることをあれこれと綴っています。
ページの中に散りばめられたさまざまなメッセージに、ひとりでも多くの人がエンパワメントされたら嬉しいです。
※このzineの売上の一部は社会貢献活動を行う団体等へ寄付させていただきます。
寄付先はshe-sowのウェブサイト、SNSでご報告いたします。
〜出版元 she-sow HPより
編集:西川千花子
出版元:she-sow
表記:日本語
H210mm×W148mm/20P/2022
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