搾取されている側に立ち、そこに降りかかる社会問題を取り上げ続ける韓国の雑誌『WORKERS』。
毎月発行されている『WORKERS』が、韓国や世界の社会問題からどんなテーマを取り上げるのか、ハングルが読めなくても、写真がとてもカッコいいので、それを見るだけでも手に取りたくなる雑誌です。
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◎雑誌『WORKERS』とは?
「WORKERS」は不公平な報道をする雑誌です。
傾いた社会の片側に立って報道します。
「WORKERS」は聖域のある雑誌です。
財閥と権力ではなく、性的少数者、障害者、移民、青年と労働者が「WORKERS」の「聖域」です。
「WORKERS」は色眼鏡をかけて問題を見ます。
誰かが緑と青色だけのフィルターで世の中を見ているなら、赤いフィルターをもう一つかけて世界を見ます。
「WORKERS」は、資本と権力から独立したメディアです。商業広告なし読者の購読料だけで製作します。「WORKERS」を購読すると、財政自立を達成することができます。
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◎2020年4月号より
【最初の問題。気候危機、ウイルスの流布】
気候危機が招いたウイルスの流布。伝染病ウイルスの宿主を探すと、その先にコウモリが登場する。コウモリはますます人間と近づいている。山火事と干ばつ、森林破壊などで生息地が消えているからである。人間が動物の領域を侵犯したのか。動物が人間の領域を奪ったのか。
気候の危機が加速すると、ウイルス感染も拡散される。すでに世界保健機関は、地球の平均気温が1度上がるごとに伝染病は4.7%増える発表している。今のパンデミック状況は、資本主義が作った可能性がある。「WORKERS」は、さまざまな資料を総合して「気候危機」と「ウイルス」の関連性を指摘した。
【コロナ19、ホームレスが頼っていたすべてのものが消えた】
ソウル駅、龍山駅付近のホームレスが追い出されている。待合室の椅子は閉鎖され、無料給食は中止され、施設では強制退去あうのが常だ。「WORKERS」は伝染病が広がるたびにホームレスを崖っぷちに追いやる現在の福祉システムを調べた。
【烙印を押された人々の災害】
性的少数者、セックスワーカー、障害者、未登録の移民などに降りかかるコロナ19の状況について。
編集:WORKERS編集部
出版元:사단법인참세상
表記:韓国語
H256mm×W170mm/80P/2020
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