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詩や小説など多彩な表現で作品を作り続ける作家・黃羊川さんのエッセイ。
成長し大人になっていく過程で体験した、家族の崩壊、自身のセクシュアリティ、恋人との別れなど、その傷や痛みを、日記のように書き綴り、あらゆる種類の愛の不毛と後悔についての独白したエッセイになっているそうです。
「いつものように、私たちは口論しました。私たちはお互いの人生を引っ掻くのが上手すぎるようです。お互いの人生を引っ掻くときには、お互いの顔を見たくありません。私たちはその時の表情を目にするのを恐れています。」
デザイナーの陳恵南さんによる装丁は、裸の自分を守ように膝を抱えている少年の写真が印象的なカバー。黒と鮮やかなグリーンでデザインされ、傷つきやすい繊細な紙のカバーを外すと、血と肉を表現したという赤く手触りもざらっとした赤裸々な表紙。プロダクトととしても美しい佇まいの本です。
著者:黃羊川
装丁:陳恵南
出版元:逗點文創社
表記:中国語(繁体字)
H190mm×W128mm/208P/2015
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