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VOSTOK vol.12 / ALONE

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2016年に創刊された韓国の写真誌『VOSTOK』。 毎号鋭いテーマを定めて、新しい感覚の写真と優れた文学の境界を往来する知的で美しい写真誌です。 2018年11月に発行されたvol.12のテーマは “ALONE”。 東京のタクシー運転手を撮ったDan Sullyの“Tokyo Taxi”、引きこもりの男性とその部屋を取材したMaika Elanの“It felt safe here”や、岡本ひろし、宮崎いず美など、日本の写真家の作品も多数紹介されています。 ◎出版社レビューより(抜粋) 涼しい孤独、甘い孤独。 写真の中で誰もが、一人でいること。 煩雑で騒々しい世界で一人静かにシャッターを押すこと。 写真はもしかすると、本質的にいくつかの孤独な行為ではないかと考えたことがあります。カメラの小さなファインダーにはじめて目を近づけた時、その中には漆黒のように暗い空間があり、小さく輝く数字と線があり、非現実的に静かに輝く小さなスクリーンがあります。 カメラの闇の中に浮かぶ世界の姿は、目で見るのと同じようでいて、異なっている。心を定めて指を伸ばしてシャッターを押すとき、つまり、世界が写真に変わる瞬間に立ち会うのは一人で行う行為です。その最後の瞬間の姿を見ることができるのは、カメラを覗いているし人だけですからね。(スマートフォンの画面をみんなで見てポーズをとるのは、写真の歴史の中ではこれまでなかったことです) vostok vol.12 “ALONE”は写真の中で「一人で」いる彼らの姿をとらえます。寂しい目つきでカメラを見つめる写真ばかりの雑誌ではないか、と考えることが必要ではありません。まず、巻頭グラビアの写真、「Arkitek」が撮影した繊細で透明な写真がその良い例です。IT企業に通う会社員である彼は、カメラを持って、自分の部屋に置かれたものを撮り、ゆっくり時間を分割します。彼が眺める空の冷蔵庫の中のリンゴや卵、ミネラルウォーターのボトルは、いつもと違う存在感で迫ってきます。 オンラインですごい人気を集めている日本の若い写真家・宮崎泉は、自分の顔写真を持って、常にいたずらをします。自分の目の中でさりげなくカメラのレンズを見つめる自分の顔や、両側にぽかんと割れた自分の顔、自分の頭の上に鳥の巣蝶が飛び交う滑稽な姿などは、奇抜で愉快です。 一緒にいるときの奇妙な孤独感。 にぎやかな都市で多くの人々と一緒にいる時こそ、私たちは、「一人」になるかもしれません。 今回のボストークマガジンは、群衆の中で「一人」さまざまな姿を追跡する写真を収録しています。ベトナムの写真家マイカ・エラン(Maika Elan)は「レンタルシスター」小栗綾子と、自分の部屋に自分を閉じ込めた、日本の引きこもりの人々を奥深く取材します。彼の視点は、引きこもりをひたすら否定的に見ていません。個人が引きこもりになるまでの本音から引きこもりから抜け出す意志まで包容する彼の仕事は、引きこもりは一種のライフスタイルであるという新たな視点で見つめています。 また、仕事探しに孤軍奮闘する、自分の友達を写真で記録した岡本ひろし。ニューヨークの街頭で通勤する人々の服のしわや汗によって生じた汚れに着目する、ベアネドゥトイ=ルイス・デ・ベル。日本のタクシー運転手が、一日中「一人で」過ごす空間である運転席を感覚的にとらえる英国の写真家ダン・ソルリまで、さまざまな作家のカメラが込めた孤独の姿を見つけられます。 編集:VOSTOK編集部 出版元:VOSTOK PRESS 表記:韓国語 H240mm×W170mm/256P/2018 *Overseas shipping OK *Free shipping on orders over ¥ 10,800 in Japan only. Overseas shipping charges apply.

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