愛したもの、そして愛し終えたもの。
そのあいだに残された「捨てられない廃物たち」へ─ これは、記念品たちに宛てたラブレターのような一冊です。
『暫くこのままで』から5年ぶりとなる新作『かつて愛したものたち』では、台北という都市で暮らす人々の親密な距離と、時間の流れの中で変化していく関係を、繊細な筆致と静謐なまなざしで描きます。
収録された9つの短篇は、
すれ違い、倦怠、そして微かな再生の気配を描く〈風和日麗〉〈Friday Night〉〈Outsider〉など、それぞれが独立した物語でありながら、どこかでつながっているように響き合います。
後半では、都市の代謝と記憶の漂流を描く〈週末行程〉〈Souvenir〉〈Before Sunset〉へと続き、やがて「愛」と「愛の残り香」をめぐる静かな省察へと至ります。
著者:陳沛珛 Peihisu Chen
出版元:臉譜出版社
表記:中国語(繁体字)
H260mm×W190mm/160P/並製/2025
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