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ジェンダー目線の広告観察 / 小林美香

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巷にあふれる広告を読み解き、「らしさ」の呪縛に抵抗する。 コンプレックスを刺激する脱毛・美容広告、バリエーションの少ない「デキる男」像、 性感染症予防啓発ポスターと性教育、広告業界の根深いジェンダーギャップ...... 私たちを取り巻く広告を観察し、無意識に刷り込まれる規範や価値観を解きほぐす 1 冊。 ↓著者・小林美香さんによる内容紹介noteはこちらから! https://note.com/mikamiki0223/n/nad152c874658 ***** カバー画は、ジョン・ナファンさんの作品『The Parade of Colors』 (Digital drawing, 2019) 。 韓国、ソウルを拠点にクィアとしての自身の性的アイデンティに根差したグラフィック、絵画、映像作品を制作。青少年の性的少数者、同性間の性的関係を犯罪とする韓国軍刑法第92条6、HIV/AIDS、ドラァグアーティストなどをテーマとして、LGBTQ+コミュニティのために精力的に活動した。 ***** ◎目次 1 広告観察を始める前に 2 広告観察日記 2018-2023 3 脱毛広告観察 脱毛・美容広告から読み解くジェンダー・人種・身体規範 4 「デキる男」像の呪縛を解くために 5 性感染症予防啓発は誰のため?:広報ポスターから考えるこれからの性教育 6 対談:広告だけに文化のすべてを担わせてはならない 笛美×小林美香 7 対談:広告と公共性 消費者教育のためのメディアリテラシー 尾辻かな子×小林美香 8 「写真歌謡」試論 ◎プロフィール 小林美香(こばやし・みか) 1973年生まれ。大阪大学文学部卒業、京都工芸繊維大学大学院修了(博士)。国内外の各種学校/機関で写真やジェンダー表象に関するレクチャー、ワークショップ、研修講座、展覧会を企画、雑誌やウェブメディアに寄稿するなど執筆や翻訳に取り組む。東京造形大学、九州大学非常勤講師。『現代思想2021年11月号』(青土社)「特集=ルッキズムを考える」や雑誌『IWAKAN』に寄稿。著書に『写真を〈読む〉視点』(単著 青弓社、2005)、『〈妊婦アート〉論:孕む身体を奪取する』(共著 青弓社、2018)。 著者:小林美香 挿画:ジョン・ナファン 装丁:潟見陽 出版元:現代書館 表記:日本語 H210mm×W182mm/184P/並製/2023 *Overseas shipping OK *Free shipping on orders over ¥ 10,800 in Japan only. Overseas shipping charges apply.

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