
「男性」から「女性」に同化していったノンバイナリー/トランスジェンダーのあかりと、「女性」から「男性」に同化していったトランス男性あきらによる往復書簡。エッセイとも解説書とも違った、全く新しいかたちで、トランスジェンダーの経験を描き出す。
人はみんな“身体の旅”をしている。
それは“日常の旅”であり、“社会の旅”でもある。
往復書簡ならではの自然な物語が生まれ、その予想外の旅を追いかけてどきどきしていると、
読者である自分の旅も始まりました。
――山崎ナオコーラ(作家)
「過去の自分に読ませたかった」と心から思わされたすごい本。性別に違和を感じる体験や、性欲や愛のあり方が典型的ではないこと。紋切り型の物語に当てはまらない多様さをここまでの解像度で語りあえる時代に私たちは生きている。
――隠岐さや香(科学史家/東京大学大学院教授)
著者:五月あかり、周司あきら
出版元:明石書店
表記:日本語
H186mm×W127mm/344P/2023
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