{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

イン・クィア・タイム アジアン・クィア作家短編集

2,420 JPY

About shipping cost

アジアでは何千年もの間、クィアな物語が楽しまれてきました。しかし、西洋による植民地支配の時代になると、LGBTの題材はアジア社会でも次第にタブー視されるようになりました。アジアのクィア文学がムーブメントとして開花したのは、やっと80年代から90年代に入ってからです。 このアンソロジーには、異なる文化や背景を持つ作家たちの、七色の想いが詰まっています。だからきっと思い出してください。我々を隔てる障壁は無数にあるけれども、それでも私たちは一つなのです。 そして読者のうちで、カムアウトできる環境でなく、政府や社会から抑圧されたり、受け入れてもらえずに苦しいと感じている多くの人々へ。ぜひ、この本に慰めと安らぎを見出していただき、少なくともあなたは一人ではないと思い出してほしいと思います。ここは安全な空間ーーサンクチュアリです。我が家だと思って。さあ靴を脱いで、くつろいで。 〜はじめにより(抜粋) 東アジアだけではなく、東南アジア、南から西アジアのクィアの物語も読みたい、知りたい…地理的にも東西アジアの接続点にある香港の出版社が編纂したアジアン・クィア作家のアンソロジーが翻訳出版。 「クィアの時代(In Queer Time)」に香港から届いたアジアンLGBTQI+作家による「クィア小説」17編。フィリピン、マレーシア、シンガポール、バングラデシュ、香港、台湾、パキスタン、インドネシアなどにルーツをもつ作家たちの競演に酔いしれる一冊です。 これは単なるカミングアウトを超え「私たちはずっとここにいるんだよ」と世界に示すアンソロジーです。 「なぜ」書いているのか。無論、我々には書くことが必要だからです。けれど、もっと大切なのは読まれる必要があるということ。我々の声は、長い間黙殺され、強制的にミュートされ、都合よく利用されてきました。このアンソロジーで、今、そんなのは「もうたくさんだ」と伝えたい。 我々はクィア。我々はここに実在し、いつの時代も消えることはない。そろそろ慣れたらどうだ。 〜あとがきより(抜粋) ◎目次 はじめに イン・イーシェン ラベルの名前 アルハム・ベイジ(パキスタン) あのこ ラカン・ウマリ(フィリピン) バナナに関する劇的な話 ディノ・マホーニー(香港) ハートオブサマー ダントン・レモト(フィリピン) よぅアダム アンドリス・ウィサタ(インドネシア) 呪詛 オヴィディア・ユー(シンガポール) シャドーガール ジェマ・ダス(マレーシア) 生理現象 アッシュ・リム(シンガポール) 重ね着 アーサー・ルイス・トンプソン(香港) 砂時計 アビエル・Y・ホック(バングラデシュ) リサルストリートの青年たちへ イアン・ロサレス・カソコ(フィリピン) お茶休憩 スー・ユーチェン(台湾) 上陸さん ジョアナ・リン・B・クルーズ(フィリピン) 蚵仔煎(オアチェン) リディア・クワ(シンガポール/カナダ) サンクチュアリ ネロ・オリッタ・フルーガー(フィリピン) スノードームの製図技師 デスモンド・コン・ゼチェン–ミンジ(シンガポール) 命には命 アーリー・ソル・A・ガドン(フィリピン) 編者による解題 リベイ・リンサンガン・カントー クィアの時代にー「訳者あとがき」にかえて 村上さつき 編者・訳者プロフィール 著者プロフィールと訳者による翻訳ノート ◎プロフィール 編集:イン・イーシェン(Ng Yi-Sheng) シンガポール出身の作家、劇作家、且つ LGBT 活動家。彼は現在、南洋理工大学でクリエイティブ・ライティングの博士課程に在籍中。著書に、詩集『last boy』(シンガポール文学賞受賞)、『Loud Poems for a Very Obliging Audience』、『A Book of Hims』、ベストセラーとなったノンフィクション『SQ21: Singapore Queers in the 21st Century』、推理小説集『Lion City』など。元Indig Nation(シンガポールのLGBTプライド団体)会長にして、GASPP( シンガポールゲイ文学、詩・散文詩アンソロジー)、Eastern HeathensやHeatなどの国内および地域アンソロジーの共同編集者。 ツイッター・インスタグラムは @yishkabob 編集:リベイ・リンサンガン・カントー(libay linsangan cantor) マニラを拠点とするバイリンガル作家。フィリピン語の短編小説でドン・カルロス・パランカ文学賞を2度受賞している。フィリピン大学で映画学の学士号とクリエイティブ・ライティングの修士号を取得。短編小説、エッセイ、詩が、アジア、オーストラリア、北米で作品集にとして出版、アンソロジー化もされている。また、長年にわたり文化ジャーナリストとして活躍し、アドボカシー映画作家、子ども向け教育番組の脚本家・監督、新聞のセクション編集者・コラムニストとしてメディア活動も行っている。ツイッター・インスタグラムは @leaflens 翻訳:村上さつき(むらかみ・さつき) 北海道在住。英日翻訳家兼イラストレーター。文芸作品や映画の分析・考察を中心とした文学プロジェクト「みんなの Bento」に所属。本書は初の翻訳書。 編集:イン イーシェン、リベイ リンサンガン カントー 日本語訳:村上 さつき 出版元:ころから 表記:日本語 H195mm×W128mm/364P/2022 *Overseas shipping OK *Free shipping on orders over ¥ 10,800 in Japan only. Overseas shipping charges apply.