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エリンとみどり ジェンダーと新しい家族の形

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トランスジェンダーの米国人女性エリンさんと、日本人女性のみどりさんは、結婚21年目の「婦婦」。2人の間には3人の子どももいます。 エリンさんは国籍のある米国で性別と氏名を変更した後、日本の役所に性別変更を申請しましたが、認められませんでした。 そこで2人はクラウドファンディングで資金を募り、2021年6月21日、法律婚しているにも関わらず、住民票に同性のまま婚姻関係が記載されないのは違法であるとして、国や目黒区、大田区を相手取り、損害賠償を求めて裁判を起こしたのです。世間でも大きな注目を集めています。 現在、「LGBTQ」は世の中に少しずつ受け入れられてきてはいますが、まだまだ知られていない存在です。 エリンさんとみどりさん、そして3人の子どもたちの新しい家族の形を紹介します。 そんな2人の生きざまは、多くのマイノリティに自信を与え、マジョリティにも一石を投じる一冊になるはず。 ◎目次 第1章 ふたりの出会い 1998年に出会ったエリンさんとみどりさんは日本で婚姻届けを出して、ハワイ島で結婚式を挙げました。そのまま米国での生活が始まり、ふたりの子どもを授かるまでのエピソード。 第2章 ジェンダーを乗りこえる 子どものころから自分の性に違和感があったエリンさんは、45歳でついにカミングアウト。みどりさん、3人の子どもたちは、その告白をどのように受け入れたのでしょうか。 第3章 直面したさまざまな出来事 エリンさんはトランジションをしてから、ある大きな出来事を体験しました。その事件をきっかけに「WAIFU(ワイフ)」が発足し、現在のふたりの活動につながっています。 第4章 日本の法律の壁を知る G7で唯一、日本では同性婚が認められていません。そのため、米国で性別移行をしたエリンさんは日本では手続きを終了することができず二重性別のまま、同性のみどりさんと結婚しているという初めてのケースです。ふたりは同性婚の問題を訴える裁判を起こし、世論に問いかけることにしました。 第5章 新しい家族の形を考える 家族に決まった形はありません。家族は自分たちでつくっていくものなのだということを、エリンさんとみどりさんが身をもって教えてくれました。自分らしく生きるために、これからもふたりの活動は続きます。 ◎著者プロフィール エリン マクレディ 青山大学英米文学科教授。社会問題に関係したプロジェクトを実施している。米国テキサス州出身。1994年に早稲田大学に留学し、留学終了後も日本に残 る。英語を教えたり、ロックなどの音楽シーンに関わったときに、ミドリさんと出合った。2000年にエリンさんが米国で博士課程を取得するために帰国する際、正式に籍を入れて2 人で渡米。米国で長男・次男が誕生し、東京都内の私立大学での就職が決まったために家族全員で日本へ移住。2018年に米国で氏名と性別を変更。もりた みどり マクレディ/ファイバーアーティスト(繊維素材を用いる作品を制作)でイベント企画なども手がける。 著者:エリン マクレディ 出版元:天夢人 表記:日本語 H188mm×W128mm/200P/2022 *Overseas shipping OK *Free shipping on orders over ¥ 10,800 in Japan only. Overseas shipping charges apply.

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