

原色の、台湾文学。
「ほんとうの悲劇にはいつも滑稽な要素があるのよね」
大学生の主人公は、乗っていた車に自分からぶつかり飛ばされた謎の少女・品琴に興味をひかれ、調べていくうちに、バナナ畑のなかで暮らす彼女の家族とある宗教団体の関係を突き止める……。新世代作家の期待の星による、家族の秘密をめぐる怪奇的で幻想的な表題作のほか、中篇全3篇を収録する小説集。
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「バナナの木殺し」邱常婷 著
「戴美楽嬢の婚礼」王定国 著
「ろくでなしの駭雲」周芬伶 著
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著者:邱常婷、王定国 、周芬伶
日本語訳: 池上貞子
編集:呉佩珍、白水紀子、山口守
出版元:作品社
表記:日本語
H192mm×W135mm/272P/並製/2022