やさしくなりたい /「身体」
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やさしくなりたい /「身体」

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突然の心臓発作を起こし、退院後も、いつまた発作が…という不安を抱えることになった編集者の野地洋介さんが「身体」をテーマに制作したzine。 誰もが向き合わざるを得ない存在、誰もを悩み苦しませる「身体」について、外側の価値観に合わせるのではなく自分の内側に価値観を持って生きていくこと。そんなひとりひとりが増えていくことで、外側の価値観も変えていくことができるかもしれません。 「自分の身体を好きになれない」自分自身に対して、それぞれに異なる身体をもつ他者に対して「やさしくなりたい」。今読んでほしい、オススメの一冊です! ************************ 寄せられたエッセイやインタビューから。 僕はその中で、あえて「みんな」という謎の主語が考える「病人」という大きなイメージを突き動かして崩す役割を自らに課している。これは同調圧力に気付いた人の役割だからだ。そして、当然その先の地平には、地味で大人しかろうが、控えめだろうが、活発だろうが、その人そのものでただ居れば良い景色を見ている。 |ダースレイダー| 自分のからだが好きになれないのは、基準を外側に置いているからだと思います。機械のように正確無比なリズムを刻む心臓を理想として思い描いている。しかし本来基準を置くべきは、自分の内側だと思うんですよ。 |稲葉俊郎| 今の私は、誰もが配慮され、誰もが一人前に扱われる社会を夢見る。いつしか懐疑的に思えた障害者運動を含め、社会運動は大切なことだと思えるようになっていた。大人と子供、男と女、日本人と外国人、障害者と健常者を分けることなく(実際のところグラデーションだ)、みんな当事者になってしまえばいい。 |豆塚エリ| 今、ようやく身体と対話ができるようになり、一つ気付いたことがある。それは、身体の声を聞くということは、これまで未来にカツアゲされ続けてきた「今」を取り戻すことにもつながっているということ。身体は圧倒的に今に根ざしている。 |野地洋介| ************************ ■目次 はじめに ダースレイダー |全ては流れ 稲葉俊郎(インタビュー)|からだの内側に基準をつくる 武田 俊|これがスーパーパワーかは、知らないけれど 豆塚エリ|甘えることは悪ですか? みんなのからだ 吉川ばんび|強くて丈夫なふりをしつづけた、弱いからだ 下岡 晃(インタビュー)|「みんな違う」が当たり前。どこまでいっても足りないけど想像してみること 野地洋介|仰向けで寝る 宮崎智之|わからないだらけの世界で生きている 編集後記 ■はじめに 1年半ほど前、心臓発作により緊急入院することになった。幸い、数ヶ月の治療を経て退院できたが、ほどなくして移動中の電車内で「また発作が起きたらどうしよう」と恐怖が爆発。思わずしゃがみ込み、意識が遠のいていく間、傍から見ればどう見ても健康体の自分がいきなりガタガタと震えている姿を想像し、初めて目には見えない身体的な「不安」を抱え込んでいる人たちの存在に思い至った。 そんな状態にまでならないと気付けないのかと自分でも呆れるのだが、そんなわけで雑誌を立ち上げた。もちろん、テーマは「身体」。 日々特段の不自由もなく生活をしていると、みんな同じような身体的条件を与えられていると錯覚してしまう。しかし、それは見えないだけ。本来身体とは一人ひとり異なるものだ。 しかも、それぞれの身体は自分の意思でコントロールすることなど到底不可能。いわば、最も身近な「他者」とでも言える存在が、自らの身体なのではないかと思う。 本誌では、そんな「ままならない身体」とのそれぞれ異なる付き合い方や考え方を探っていくことを通して、孤独に自身の身体と格闘している方に何かしらヒントを与えると同時に、異なる身体を持つ他者への想像力を持てるようになることを目指す。 編集・発行:野地洋介 表紙イラスト:たなかみさき 表記:日本語 H182mm×W182mm/80P/2020 *Overseas shipping OK *Free shipping on orders over ¥ 10,800 in Japan only. Overseas shipping charges apply.