彼女の体とその他の断片 Her Body And Other Parties / カルメン・マリア・マチャド Carmen Maria Machado
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彼女の体とその他の断片 Her Body And Other Parties / カルメン・マリア・マチャド Carmen Maria Machado

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「身体」を書き換える新しい文学 クィアでストレンジな女たちの物語 首にリボンを巻いている妻の秘密、 過去のセックスをリスト化して迎える終末、 食べられない手術を受けた私の体、 消えゆく女たちが憑く先は……全8編収録。 全米批評家協会賞、シャーリイ・ジャクスン賞、ラムダ賞(レズビアン文学部門)他多数受賞、ニューヨーク・タイムズ「21世紀の小説と読み方を変える、女性作家の15作」に選出された、いまもっとも注目を浴びる作家の初短編・初邦訳 「女性や非白人やクィアな人々にとって、書くことはそれじたい政治的なアクティヴィズムだ」とマチャドは言う。そして、政治的であることと芸術的であることは両立する、とも。マチャドの作品は、それをなにより見事に体現しながら「男だけの世界」の景色を書き換えていく。 小澤英実(「訳者あとがき」より) 鈴木千佳子さんによる装丁・挿画もとても素敵です。 シルバー、ピンク、パープル特色で印刷されたカバー そしてカバーをとると、NTラシャ紙のような黒の紙に シルバーのメタリックで印刷されたキリッとした表紙も! 大事に持っていたい一冊です。 ◎作家:温又柔(おんゆうじゅう)さんによる書評  朝⽇新聞掲載:2020年05月02日 https://book.asahi.com/article/13343414 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎著者情報 著者 カルメン・マリア・マチャド Carmen Maria Machado 1986年、フィラデルフィア生まれ。キューバからの移民である祖父の影響で幼少期から物語を書きはじめ、大学ではジャーナリズムを専攻、その後、写真学科に転入する。アルバイトを転々としながら小説を執筆していたが、アイオワ・ライターズ・ワークショップへの参加が叶い修士号を取得。デビュー作である本書『彼女の体とその他の断片』は、そのクィアな作風から30社ほどの出版社に断られたが、2017年に非営利出版社グレイウルフ・プレスから刊行されると、全米図書賞、ローカス賞をはじめ10の賞の最終候補となり、全米批評家協会賞、シャーリイ・ジャクスン賞、ラムダ賞(レズビアン文学部門)など9つの賞を受賞した。短編「夫の縫い目」は、ネビュラ賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞の最終候補となった。2018年には、ニューヨーク・タイムズ紙の「21世紀の小説と読み方を変える、女性作家の15作」に本書が選出。また同年、ピュリッツァー賞作家ジュノ・ディアスのセクシュアル・ハラスメントを告発し、米国文学界の男性中心主義と女性嫌悪を痛烈に批判した。2019年には、フィクションや批評的手法で描いたメモワールIn the Dream Houseを刊行し、話題となる。また、『若草物語』の四姉妹について女性作家4人が綴るエッセイアンソロジーMarch Sisters: On Life, Death, and Little Womenで、三女ベスを担当(他に参加作家は、ジェニー・ザンなど)。同じく2019年にスタートした、少女ふたりが主人公のDCコミックスシリーズのホラー The Low, Low Woodsでは原作をつとめる。現在はペンシルベニア大学で教えながら、妻とフィラデルフィアに住んでいる。 訳者 小澤英実(おざわ・えいみ) アメリカ文学、文芸評論、翻訳家。東京学芸大学准教授。訳書に、エドワード・P・ジョーンズ『地図になかった世界』(白水社)、トム・ルッツ『働かない――「怠けもの」と呼ばれた人たち』(青土社/共訳)、ロクサーヌ・ゲイ『むずかしい女たち』(河出書房新社/共訳)など。 小澤身和子(おざわ・みわこ) 翻訳家。「クーリエ・ジャポン」の編集者を務めた後、日英バイリンガル誌の編集や、取材コーディネーター及び通訳として海外メディアの日本取材に携わる。訳書に、リン・ディン『アメリカ死にかけ物語』(河出書房新社)。 岸本佐知子(きしもと・さちこ) 翻訳家。訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』(講談社)、リディア・デイヴィス『話の終わり』(作品社)、ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』(新潮社)など多数。編訳書に『コドモノセカイ』(河出書房新社)、『変愛小説集』、『楽しい夜』(ともに講談社)など。著書『ねにもつタイプ』で第23 回講談社エッセイ賞を受賞、他に『ひみつのしつもん』(どちらも筑摩書房)など。 松田青子(まつだ・あおこ) 作家、翻訳家。著書に、小説『スタッキング可能』『英子の森』(河出書房新社)、『おばちゃんたちのいるところ』(中央公論新社)など。2019年、『ワイルドフラワーの見えない一年』(河出書房新社)収録の短篇「女が死ぬ」がシャーリィ・ジャクスン賞候補に。訳書に、カレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』(いずれも河出書房新社)など。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 著者:カルメン・マリア・マチャド Carmen Maria Machado 日本語訳:小澤英実、小澤身和子、岸本佐知子、松田青子 装丁・挿画:鈴木千佳子 出版元:etc.books 表記:日本語 H188mm×W132mm/360P/2020