韓国の写真誌『VOSTOK』。
2020年2月に発行されたvol.19のテーマは
“HONG KONG:NOW OR NEVER”。
自由な社会を求めて声をあげる香港市民の姿、街の姿、
デモと日常をテーマに見つめます。
巻末にある香港生まれの写真家・KA-MAN TSEが撮った、香港のセクシャルマイノリティの人々の静かな佇まいが胸に沁みます。
◎出版社レビューより
今、香港という一つの都市の中では、数百万人の市民が街に溢れ出て、世界が終わるように激しいデモを繰り広げ、市民の声は壁新聞や張り紙に書かれ、都市の壁をぎっしりと埋め尽くしている。それでも、デモの次の日になれば、デモの痕跡を隠すために塗装がなされ声は消される。夜、デモを終えた市民は、昨日の覆面を脱いで、デモのあったチャドン交差点を通り過ぎて出勤し、今日一日を始める。
遺書を書いたまま集会と職場を行き来する、香港市民の姿は曲芸のようにギリギリの状態である。VOSTOKマガジンは、その激しい闘いと、それでも続く日常風景を緊張しつつ見つめる。彼ら無事を願って。
編集:VOSTOK編集部
出版元:VOSTOK PRESS
表記:韓国語
H240mm×W170mm/256P/2020
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