Making-Love Club/issue no.7"It's about you,"
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Making-Love Club/issue no.7"It's about you,"

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政治も愛もセックスも、同じテーブルの上で話せる空間を目指すカルチャーイベント&マガジン「Making Love Club」、2019年3月に発行された issue no.7。 CONTENTS 【“It’s easy to be convinced”議事録】pp.2~9. 失踪した技能実習生に対する聞き取り調査の結果が改竄されていた問題が発覚したのは昨年11月のことである。失踪理由について法務省は初め、「より高い賃金を求めて」と回答した実習生が 86.9% いると回答していた。しかし、実際に実習生に対して行われた聞き取り調査の項目には「契約賃金以下である」「労働時間が長い」「暴力を受けた」「指導が厳しい」 等の 10 項目が設けられていた中で「より高い賃金を求めて」という項目はなかったことが判明し、 法務省は調査結果を訂正。その結果「より高い賃金を求めて」と回答した実習生は 67.2% であっ たと訂正され、その他にも「指導が厳しい」と答えた実習生は当初の 5.4% から 12.6% に、「暴力を受けた」と回答した実習生は 3.0% から 4.9% に訂正された。法務省はデータ入力のミスであったとして意図的な改竄を否定しているが、いずれも法務省にとって有利な数値への改竄であっ た。また、調査における不正については 12 月にも、雇用保険や労災保険の過少給付に繋がる厚労省による毎月勤労統計の不正も発覚した。同様に意図的な改竄は否定されている。 「お金欲しさで無責任な失踪を遂げた実習生がほとんどであるはずだ」「日本人が外国人に対してひ どい扱いをするはずがない」。実習生の実態について先入観を持たないようにするということは当 事者ではない人にとって容易ではないかもしれない。しかし、その先入観を表出させないように意 識することはできるだろう。私たちは誰に対しても先入観を持つし、他者について何かを決め付け ることを、自分で自分自身を認識するための手段として用いることもある。 これは、登壇者4人でのトークセッションと会場からの質疑応答を通じて、人が他人に対して先入観を持つことと、他人に対して意外性を見出すことによって自己認識が揺らぐことについて、さまざまな角度から議論した議事録である。また、当日の会場では「差別の定義は何か」や「自分は差別をしたことがあるか」という項目でアンケートを集計している。 【「会議室の作り方」】pp12~14. 「『誰もがありのままの自分で受け入れられるような社会にしよう』というのは、差別や偏見のない社会を目指すという点に おいては素晴らしいものである。SNS は、抑圧された個人の 声を社会に届けることを可能にした。しかし、個々人がそれ ぞれの権利を主張するアカウントがルールのない無秩序な場 において乱立するなかで各個人が共生するための公共性を作ることには限界があるのかもしれない。私たちは、ウェブではないどこかにたくさんの会議室を設けることを地道に続けていくことでしか生き延びていけないのではないだろうか。」 表紙はCailin Hill Arakiによる撮り下ろし。 Cailin Hill Araki (Beyond Tokyo所属) はカナダ出身のフィルムフォトグラファー。フェミニストでもあり、東京をベースに活動している。Instagram: @cailinhillaraki Website: cailinhillaraki.com 出版元:Making Love Club 編集:Erina Nakagawa 表紙写真:Cailin Hill Araki 表記:日本語 H400mm×W270mm/20P/2019