セクシュアリティやジェンダーについて、無知を取り除きタブーから飛び出そうと制作した香港の雑誌『風流』の創刊号。
ISSUE001のテーマは“身體(身体)”で、身体の自律性、イメージ、欲望、フェミニズムについて、独特の切り口で構成されています。自信満々に太った体を魅力的に見せる女性、乳房の小さい女性、ドラァグクィーンなどの写真が印象的。そこには見た目文化の固定観念に対してのアンチテーゼが込められており、どんなセクシュアリティであっても、どんな容姿であっても、固定観念にとらわれず、あなた自身を肯定してほしいという願いが伝わってきます。
中性的な女性、男性の2つの表紙にしたり、手触り感のある紙、インクの匂いにこだわったのは、制作者のKaylaさんがオンラインメディアで仕事をする中で、読者に伝えるために足りないと感じたことを大切にしたかったからだと言います。
また、台湾で発行されているレズビアン雑誌『LEZS』のような紙の雑誌が香港になかったこともモチベーションになっているそうです。
現在制作中のISSUE002のテーマは『バイオレンス』。
変わりゆく香港の一国二制度の行く末に不安になりながらも、悲観するだけでなく、ポジティブなものを生み出したいとスタートした雑誌『風流』のこれからがとても楽しみです。
制作者:Kayla Chan、Erica Tong
表記:中国語(繁体)
H180mm×W148mm/80p/2019
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