一人佇んで、この世界の隙間に小さな光を見つけていこう…そんな表明を感じる作品を描き続ける中村一般さんの連載コミック『えをかくふたり』。
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絵を描く人間と、絵を描くAIのお話。
桜の散り始めた春の日のこと。
とある港町に住む花海修の元へやって来た、
人型AIロボットのハル。
出会ったばかりのふたりの共通言語は
「絵」でした。
自分には心も意識もないというハルですが、
彼の目に絵はどう映るのか?
えをかくふたりの、
生活が始まります。
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人の感情を蓄積していくハルとの会話を重ねることで、絵を描くことが”お互いのことばが分からなくても、お互いの存在を確かめあうことができる”共通言語”なんだと気づく主人公の修。あなたにとっての”共通言語”は何ですか?そんな問いに向きあうコミックです。
◎プロフィール
中村一般
1995年生まれ。東京在住。書籍の装画、小説の挿絵、散歩漫画、コミックエッセイなど多方面で活躍中。漫画著書に「僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ」(シカク出版/2022)、「ゆうれい犬と街散歩」(トゥーヴァージンズ/2022)。2022年ゲッサン6月号にて読切『三崎港二人旅』を発表し、この度待望の本格連載開始。
著者:中村一般
出版元:小学館
表記:日本語
H180mm×W127mm/114P/2024
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