「女性のわりには話が通じるね」
「子どもがいないからできることだね」
「女の子に淹れてもらったお茶はおいしい」
「そんな恰好してるのも悪いんじゃない?」
「その年まで独身なら結婚(出産)は考えてないんでしょ?」
「女を捨ててるね」
日頃から社会でもSNSでもよく耳に、そして目にする言葉です。
でも、なんだかモヤモヤしませんか?
そしてモヤモヤしつつも「まったく的外れではないし……」と受け入れてたり、
あるいは聞き流してしまったりしていませんか?
これらはすべて、女性を勝手に区別したり、枠にはめこもうとしたりする「ずるい言葉」です。
こうした言葉がなぜ人の口から発せられてしまうのか、そこにどんな意図や背景があるのかを、
気鋭の社会学者が丁寧に分析・考察していきます。
また、そういった言葉を浴びせられてしまったとき、どのように考え、
対処したらいいのかについてのヒントも、各項目ごとにまとめています。
刊行直後からSNSで多くの共感の声を集めた前著、
『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』にならい、
理解を深めるための関連用語を解説するとともに、
本書ではさらに、著者がこうした言葉について考えるきっかけとなった関連書籍も紹介します。
まだまだ日本では、「女性=社会的弱者」。
「女性」であるという理由で“こうあるべき”を押し付けられたり軽視されたりしないよう、
自由に生きられるヒントをお伝えしていきます。
また、言ってしまいそうな側にいる人たちにもぜひ読んでほしいと思います。
◎著者プロフィール
森山至貴(もりやま・のりたか)
1982年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻(相関社会科学コース)博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻助教を経て、現在、早稲田大学文学学術院専任講師を経て、現在は同准教授。専門は、社会学、クィア・スタディーズ。
著書に『「ゲイコミュニティ」の社会学』(勁草書房)、『LGBTを読みとく―クィア・スタディーズ入門』(ちくま新書』、『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』(小社)がある。
著者:森山 至貴
出版元:WAVE出版
表記:日本語
H188mm×W128mm/200P/2023
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