






素晴らしい作品を描きながら名前を残すことがなかった女性の画家たち。最近では映画『燃ゆる女の肖像』も記憶に残ります。
男性の画家の作品の中に「隠され」存在しなかったことになっている女性の画家の物語を解いた本『キャンバスを裂き出てきた女たち』は、ピカソ、ゴーギャン、レンブラント、ジャコメッティなど世紀の芸術家たちが名作を世に出す時に、その背後で大きな役割を果たした女性をはじめ、優れた才能を持っていたにもかかわらず、ちゃんと評価されていない女性アーティストたちの話が綴られています。
妻、ミューズ、アーティストである前に、女性は、家父長社会を支え、男性よりも評価が低い存在として苦しんできました。作家は、男性中心の社会が知らないふりをしていた女性に向けた暴力もこの本を介して明らかにしようと試みています。描かれてきた数々の絵画や作品が「正しく」評価されることを強く願って。
著者:イ・ユリ
出版元:ハンギョレ出版
表記:韓国語
H195mm×W135mm/296P/2020
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