














2014年以降顕著になったキリスト教団体など保守層からの差別やバッシング、重苦しい家父長性、家族観、社会システム、様々な暗雲をスタイリッシュに切り開く、ファッションが社会や政治的スローガンになる時代を象徴するソウル発のクィアマガジン。
毎号ひとつのイシューを取り上げ、これまで「軍隊」「婚姻」「ルームメイト」の3号が制作されてきました。
2号目のテーマは「婚姻:The Marriage」。韓国、台湾、アメリカ、そして日本の同性カップルにも取材し、さらに田亀源五郎さんへのインタビュー。アキラ・ザ・ハスラーさん、竹之内祐幸さんなど日本のアーティストの作品も紹介されています。
テーマに合わせて作られたバッグは“婚姻平権”と中国語で刺繍されており、この号が発行されてから2年後、台湾ではアジアで初めての同性の婚姻が法的に認められました。
◎2号目のプレスシートより
『DUIRO』2号目のテーマは“婚姻:The Marriage”。 2015年6月には、米国の連邦最高裁が同性婚カップルの制度的差別を規定した連邦法を違憲と決定し、世界はより速く虹の光に染まっています。
日本では、2015年秋に東京・渋谷区で同性カップルの関係を認めて、これを証明する証明書を発行し始め、今では渋谷区、世田谷区、三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、沖縄那覇市、そして北海道の札幌市まで同性カップルの公的地位を認め始めました。
そして台湾では、同性婚を認め法案を制定すると、内閣と大統領による発表し、急激な変化の動きがあります。アジアでも同性間で婚姻することができる未来が目の前に迫ってきました。
DUIRO編集部は、「婚姻」ということについて考えています。 LGBTQ+の婚姻と、その選択肢がどのような意味を持つのか、また、それらの恋愛・同居・婚姻生活は具体的にどのような姿であるのか、さまざまな次元で知ろうとしてみました。これにより、私たちマイノリティの私的であり、公的な生活の可能性について語り合い、分かち合いたいです。
出版元:SUNNYBOOKS
表記:韓国語
H276mm×W197mm/244P/2017
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