original
2000年にイッシプレスから発行された『売男日記/A Whore Diary』。
美術家・アキラ・ザ・ハスラーさんが、セックスワーカーの仕事で出会った人々や出来事を綴ったこの日記は、十数年の時を経てなお、瑞々しさを保っていて心に染み渡ります。
根強く残るセックスやセックスワークにまつわる凝り固まった偏見を、こんなに優しく解きほぐしてくれる本がほかにあるでしょうか。
「本心を偽る事は、自分の保身にはなっても、世界の保身にはならない」いつか遠い未来に、ぼくたちの子供たちの子供たちの子供たちが、ゲイであろうとパンパンであろうと、楽しく生きていける世界がそこにあれば、それはなんて素晴らしい事だろうって思う。少なくともゲイである事に関して言えば昔にくらべて、本当に生きやすくなってきた。たくさんの先輩たちが、ぼくたちに道を作って来てくれたからだ。必ずしも子孫を残すわけじゃなくても、ぼく達にはこんな「命の繋げ方」も存在する。
〜本文より
“人生は自分”ではなく、“人生は他者”である
そんなことも教えてくれる名著です。
著:アキラ・ザ・ハスラー
翻訳:デイヴィッド・ディヒーリ
装丁:川久保昭弘
出版元:イッシプレス
表記:日本語、英語
H180mm×W128mm/168P/2000
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